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「自分の行動が誰かの人生に違いをもたらす」パンナム時代から勤続40年、デルタ航空のベテラン客室乗務員が語る空への情熱と誇り

 デルタ航空はこのほど、客室乗務員として40年のキャリアを持つサンドラ・グリエゴ氏のインタビュー記事公開しました。同社のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高人事責任者であるアリソン・オースバンド氏との対談を通じ、航空業界での長きにわたる歩みや、制服に対する強いこだわり、そして乗客に対する揺るぎないサービス精神が語られています。

Photo : DELTA Airlines

 グリエゴ氏の実姉も同じく客室乗務員として活躍しており、日々の業務は乗客や同僚と絆を深める絶好の機会だと語ります。パンアメリカン航空時代からキャリアをスタートさせ、合併を経てデルタ航空の乗務員となった同氏にとって、特に印象深く誇りに思っているエピソードが湾岸戦争時のフライトです。クウェートから帰還するアメリカ海兵隊員を乗せる際、ロンドンでのレイオーバー中にレコード店を駆け回り、星条旗などの歓迎用グッズを急遽調達して機内で温かく出迎えたそうです。軍隊経験のある夫を持つ同氏にとって、このミッションは「本当に名誉なことだった」と振り返っています。

Photo : DELTA Airlines
Photo : DELTA Airlines

 また、グリエゴ氏は自身の制服に対して特別な思い入れを持っています。幼い頃、ターミナルを颯爽と歩く客室乗務員の姿を見て「あのスカーフを巻き、彼女たちのようにヒールで歩きたい」と憧れたことが原点であり、現在でも制服姿で空港を歩き、人々と挨拶を交わすことに大きな誇りを感じているといいます。現行の制服でもテスト着用を務めた同氏は、デルタ航空の次期制服の開発にも、従業員参加グループの一員として深く関わっています。デルタ航空の伝統的な「ホームカラー」へと回帰する新制服のテスト着用にも参加予定であり、現場の懸念や声を細やかに反映させる同社の開発チームの姿勢を高く評価しています。

 40年もの間、最前線で乗務を続けてこられた背景には、乗務員特有のレイオーバーを含むライフスタイルへの愛着に加え、元プレスクール教師という経歴から培われた「問題解決能力」があるといいます。乗客の声に耳を傾け、「どんな選択肢があるか、何ができるか」を共に考え提示することで課題を解決し、「自分の仕事を全うできた」という達成感とともに家路につくことに日々のやりがいを見出しているそうです。

 同僚に向けては、「日々の業務を当たり前だと思わず、毎日自分が誰かのために何ができるかを考えてほしい。これは単なる仕事ではなく、自分の行動が誰かの人生に違いをもたらすことができる特別なものなのです」と、常にポジティブに周囲へ貢献するよう呼びかけています。

 インタビューの終盤では、自身のキャリア初のフライト先であり、最も愛する都市であるパリへの思いも語られました。最近では夫とともに大ファンであるロサンゼルス・ドジャースの試合観戦に各地へ足を運ぶなど、公私ともに充実した日々を送っています。さらに機内での一番のお気に入りスナックとして、「デルタ・ワン」で提供されるマドレーヌを挙げ、「少し温めて提供すると乗客にも大好評で、これもまた大好きなパリに通じる素晴らしい体験です」と笑顔で締めくくっています。

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