フェデックスは現地時間2026年9月27日、中国の成都双流国際空港からアメリカのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港へ、2頭のジャイアントパンダを輸送する特別便を運航したと発表しました。アトランタ動物園との連携によって実施された今回の空輸ミッションでは、機材にボーイング777Fを投入し、「フェデックス・パンダ・エクスプレス」として直行便での輸送が行われました。

今回海を渡ったのは、6歳のオスの「ピンピン(Ping Ping)」と5歳のメスの「フーシュアン(Fu Shuang)」です。フライトにあたり、2頭のパンダは当該便における唯一の航空貨物として、特注の輸送用クレートに収容されました。機内にはアトランタ動物園の動物専門家が同乗したほか、長時間の飛行に備えて新鮮な竹や水、おやつが搭載され、万全の輸送環境が整えられました。また、フェデックスはアトランタ到着後における、空港から動物園までの陸上トラック輸送も含めた包括的な物流サポートを提供しています。

フェデックス・インターナショナルの最高執行責任者(COO)兼航空部門最高経営責任者(CEO)を務めるリチャード・W・スミス氏は、同社が20年以上にわたってパンダの輸送に携わってきた実績に触れ、重要かつ貴重な貨物を安全に輸送できる自社ネットワークの能力を強調しています。同社が2000年以降に中国との間で輸送に携わったパンダは、今回のミッションを含めて合計23頭にのぼります。なお、フェデックスは企業の社会的責任および環境保全活動の一環として、今回の輸送にかかるすべての費用を寄付しています。到着後、2頭は今年後半に予定されている一般公開に向けて検疫に入りました。Photo : Fedex




