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成田空港、2026年8月の運用状況を発表 外国人旅客数は8月として歴代2位の182万人に

 2026年8月の成田国際空港の運用状況は、各路線や就航航空会社の実績から、現在の国際航空市場における需要の偏りを色濃く反映する結果となりました。国際線の外国人旅客数は182万人に達し、8月として歴代2位を記録する高水準を維持しました。しかし、国際線旅客便の発着回数は1万4,303回(前年同月比96%)、旅客数は304.8万人(同98%)といずれも前年をわずかに下回っています。

 この全体的な微減の背景には、路線ごとの極端な「明暗」があります。欧州線が発着回数で前年同月比120%、出国旅客数で同119%と力強い回復を見せ、韓国線も発着回数119%、出国旅客数122%と需要を牽引しています。一方で、中国線は発着回数が1,410回(同51%)、出国旅客数が同53%とほぼ半減状態に落ち込んでおり、これが空港全体の数値を大きく押し下げる要因となっています。また、アジア全体でもフィリピン線やタイ線などの減便が響き、発着回数は前年同月比93%に留まりました。

 航空会社別(国際線旅客便)の動向を見ると、日系大手である日本航空(JAL)が1,405回(前年同月比102%)、全日本空輸(ANA)が1,093回(同103%)と底堅く推移しています。特筆すべきは韓国系LCCの躍進であり、チェジュ航空が558回(同129%)、トリニティ航空(ティーウェイ航空)が447回(同156%)と大幅な伸びを示し、日韓路線の活況を供給面から支えていることが窺えます。一方、日系の中長距離LCCであるZIPAIRは464回(同86%)と前年を割り込む結果となりました。

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