日本航空(JAL)は本日2026年10月4日、東京~バンコク線の就航70周年を記念するイベントを羽田空港第3ターミナルにて開催しました。日本の民間航空の歴史においても極めて重要な同路線は、1956年10月4日の開設から今日で大きな節目を迎えました。
就航70周年を迎えたJALの東京〜バンコク線で、レゲット ロス取締役をはじめとした社員がJL31便をお見送りです🇯🇵🇹🇭 pic.twitter.com/nSnISDj22h
— sky-budgetスカイバジェット (@skybudget) October 4, 2026
就航以来70年にわたり、この路線は両国を結ぶ大動脈として一度も途絶えることなく運航が維持されてきました。2010年の経営破綻に伴う路線網見直しの際にも最重要路線のひとつとして維持されたほか、新型コロナウイルスのパンデミック時や、タイ国内での軍事クーデター発生時においても、形を変えながら空の繋がりを守り続けています。とりわけ、2008年に反政府デモ隊による空港封鎖で定期便が一時ストップした歴史的非常事態においては、バンコク郊外のウタパオ空港から臨時救済便を運航するなど、幾多の危機的状況下でも日本とタイを結ぶ使命を果たしてきた歴史があります。


記念イベントの対象便となったのは、第3ターミナルの114番出発ゲートから午前10時40分に出発するバンコク行きJL31便です。ゲート付近で行われたセレモニーでは、JALの取締役専務執行役員 路線事業本部長のレゲット・ロス氏が登壇し、就航以来同路線を支えてきた関係者や利用客へ深い感謝の意を述べ、現在東南アジア路線で最多の乗客数を誇る路線へ成長していることを明らかにしました。また、来賓としてタイ国政府観光庁 東京事務所 所長のセークサン・スィープライワン氏による挨拶も行われ、バーンラバムタイ舞踊団が華やかなタイ舞踊が披露し、出発前の祝賀ムードを一層盛り上げました。







会場には70年の歩みを振り返る貴重な歴史史料が多数展示されました。1956年の就航当時におけるバンコク・ドンムアン空港と当時活躍したDC-6B型機の写真パネルをはじめ、初便の搭乗客に配られた記念バッジ、当時の機内食メニューや国際線運賃時刻表などが公開されました。また、ワット・プラケオなどバンコクの象徴的な風景が描かれたレトロなポスターや、過去の客室乗務員の制服も展示され、訪れた利用客らの目を引きました。






対象便の搭乗客には、70周年の記念ロゴがデザインされた黒いポーチなどの記念品が配布されました。出発時には、客室乗務員や関係者らが駐機場に並び、横断幕を掲げてJL31便の777型機を見送りました。半世紀以上にわたり両国を結んできたJALの強固な歴史と、今後のさらなる発展を印象付ける記念すべき一日となりました。
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