今年5月に発生したアエロフロートロシア航空のスホーイ・スーパージェット100型機の炎上事故において、捜査当局は操縦していた機長を航空輸送安全規則違反の罪で起訴したことを発表しました。
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当時離陸後すぐに被雷した同機は、無線通信ができなくなり出発空港のシェレメチェボ国際空港に引き返しましたが、着陸時の衝撃により部品が飛び散りました。そしてその部品が燃料タンクを貫通し火災が発生した結果乗客40名と乗員1名が死亡しました。
飛行データの解析の結果、手動操縦に切り替えて着陸を試みた機長がサイドスティック(操縦桿)を強く荒く操作していたことがわかり、この操縦が機体のハードランディングを招き機体の損壊および火災を発生させた原因とみられています。
機長は容疑を認めていませんが、燃料を放出せず着陸を試みたことや、着陸後エンジンを停止しなかったことなどの行為が被害を拡大させた原因との指摘があります。
なお刑が確定した場合、4年~10年の禁錮刑となることが予想されています。
参考記事:aerotime
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