中国民用航空局は、キャセイドラゴン航空が運航していた路線の再配分を公表し、香港エクスプレス航空を含むキャセイパシフィック航空グループに10路線を配分したことを発表しました。
配分されたのは、広州、青島、厦門、福州、鄭州、杭州、西安、文州、寧波、海口、三亜、重慶、成都、武漢、南京路線となり、済南、昆明、長沙、桂林、南寧は含まれませんでした。(キャセイパシフィック航空と香港エクスプレスと重複していた路線は記述していません)
キャセイドラゴン航空が運航していた路線に関しては、キャセイパシフィック航空と香港エクスプレスがグループで引き継ぐ意思をみせましたが、香港航空や新興エアラインのグレーターベイ航空も意欲的とられていたことから、今後これらの会社にどの程度中国本土路線が配分されるのかも注目となります。
グレーターベイ航空に関しては、中国本土へ約50路線の申請を行っており、今後中国当局が公表する認可により、新エアラインに対しどのような評価をしているのか窺い知ることができそうです。Photo : Cathay Pacific