福岡空港は、2026年度事業計画を発表しました。現在、好調なインバウンド需要の背景に、当初の中計最終目標としていた旅客数は、1年前倒しとなる2025年度中に達成される見通しです。
この想定を上回る需要の伸びを確実に捉えるため、空港運営のさらなる高度化が求められています。1時間あたりの発着回数を40回から45回へと引き上げる空港機能向上を見据え、受け入れ環境の整備を加速させていきます。増大する旅客動線への対応や利便性の向上を図り、ハード・ソフト両面での基盤強化に着手します。
同年度は、需要を確実に受け入れるための環境整備として、増加が見込まれる国際線旅客需要を受け入れるため、国際線南側コンコースの延伸工事に着工し、あわせて南側コンコース1階にビジネスジェット専用施設を整備します。また階チェックインフロアの増床およびチェックインカウンターの増設を行い、2027年の竣工を計画しています。

路線戦略では、さらなるネットワークの拡大を掲げ、これまでのアジア近距離路線に加え、欧米豪などの長距離路線や未就航路線の積極的な誘致活動を展開します。 また、福岡県の将来構想に基づき、北九州空港との連携をさらに強化し、両空港で旅客・貨物の需要を分担・補完し合うことで、九州全体のゲートウェイ機能を高める方針です。
またインバウンドが好調な一方で、課題となるアウトバウンドの喚起策も強化します。各国政府観光局や旅行会社と連携し、若年層を対象とした海外教育旅行の促進や、ビジネス渡航の増加に向けた取り組みを推進する計画です。Photo : 福岡空港




