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セブパシフィック航空、燃料高騰により運航便数を削減

 セブパシフィック航空は、世界的な燃油価格の急騰を受けて運航便数を削減することがわかりました。この措置は、緊迫する中東情勢に伴うエネルギー市場の混乱に対応したもので、2026年4月から10月にかけて複数の路線で運休や減便が実施されます。

 今回の運航便数削減の最大の要因は、ジェット燃料価格の高騰です。現在の燃料価格は2025年の平均と比較して2倍以上に跳ね上がっており、運航コストが劇的に増加しています。同社は、安定的かつ持続可能な事業運営を維持するために、不採算路線や需要の変動が激しい路線の整理を余儀なくされた形です。

 具体的な影響として、フィリピンの地方都市を結ぶ国際線の多くが一時運休となります。4月中旬からダバオおよびイロイロ発着のバンコク/ドンムアン線が、5月にはクラーク発着のハノイ線、6月にはイロイロ発着のシンガポール線がそれぞれ10月下旬まで運航を停止します。また、マニラ発着のジャカルタ線やクアラルンプール線、セブ発着のシンガポール線といった主要幹線においても、週7便から週4〜5便程度への減便が行われます。

 現在のところ日本路線への影響はないとみられますが、状況が常に変化していることから、注意が必要となります。Photo : Cebu Pacific

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