成田空港は、2026年夏期スケジュール(3月29日〜10月24日)では、定期乗り入れ航空会社数および国際線の発着回数が開港以来の最高値を更新する見通しであることを明らかにしました。
2025年冬期スケジュール以降、パラタ航空やタイベトジェットエアなどの新規就航が相次ぐことで、定期乗り入れ航空会社数は前年同期から2社増え、開港以来最多の99社に達します。就航都市数については、海外101都市、国内18都市を合わせた計119都市(前年同期比5都市減)となる予定です。また航空機の週間総発着回数は4,837回となり、2019年の夏期・冬期スケジュールに次ぐ歴代3位を記録する勢いです。
特に国際線の動きが活発です。旅客便において中国線(368回)は前年同期比61%と減少するものの、韓国線(714回、同133%)や台湾線(350回、同117%)などが大幅に増加します。さらに、国際線貨物便が過去最高の643回(同115%)を記録することが後押しとなり、国際線全体の発着回数は開港以来最高となる3,963回に到達する見込みです。
国内線については、LCCを中心に収益性の高い国際線へ機材を振り替える動きが継続しており、旅客便は減便傾向が続きます。しかし、貨物便が56回(同133%)と大きく伸びることで、国内線全体では874回(同102%)と微増を維持する計画です。
一方で、緊迫化する中東情勢がこの計画に影響を与える可能性があります。中東路線、そして燃料高騰、燃料不足の影響を受けた減便の可能性も否定できないことから、どこまで影響が及ぶか注視したいポイントとなっています。




