FSC 中部国際空港(セントレア) 国内LCC情報 成田空港 新規就航・増便・減便 航空ニュース 関西国際空港

エアリージョナルジャパン、2020年7月以降に成田・関西・中部から佐賀・熊本・庄内・鳥取へATR72-600で就航へ

2020年7月以降から就航を目指す新エアライン、エアリージョナルジャパンは公式ホームページを開設し今後の事業展開について明らかにしています。

スポンサードリンク

当初報道ではLCCとされていましたが、今の所エアリージョナルジャパンからは地域路線を運航するエアラインという表現に留まっています。

(株)エア・リージョナル・ジャパンはこの地方創生への貢献を主眼に置き、航空路線網が十分開設されていない日本国内各地、とりわけ日本海側各地への地域路線への就航を目指して2017年11月に設立されました。現在首都圏(成田国際空港)、中京圏(中部国際空港/セントレア) 並びに関西圏(関西国際空港)と、既存の航空会社が就航していない東北地方の日本海側エリア、九州(佐賀、熊本エリア)、そして山陰エリアとの地域を結ぶ路線の開設に向けて航空局、航空機メーカー、就航予定地、同/地方自治体等を含めた関係各方面との具体的な調整を進めています。引用:エアリージョナルジャパン

【就航路線】
首都圏(成田)、中京圏(中部/セントレア)、関西圏(関西)と東北地方の日本海側エリア、九州(佐賀、熊本)、山陰エリアとの地域を結ぶ路線を運航し、利便性を高めるために当初より複数便の運航を計画

上記資料から読み取れる路線は以下の通りです。
『成田空港~庄内・中部・関西』
『関西空港~成田・庄内・鳥取・熊本・佐賀』
『中部空港~成田・庄内・鳥取・熊本・佐賀』

以前の報道では秋田への路線が開設されるという内容で報道されていましたが、公式サイトからは秋田の情報は見当たりません。

また、各路線ともに1日3往復の運航体制を実現させたいとしています。

スポンサードリンク

【使用機材】

画像引用:ATR

ATR72-600(座席数72~76席)
ATR72-600は同サイズのリージョナルジェットに比べて運航コストがおよそ40%低いため低運賃で提供できるとしています。

【会社概要】
会社名 :株式会社エア・リージョナル・ジャパン
本社:東京都千代田区平河町1-9- 6 TKSビル 
設立日 :2017年11月1日(3月決算)

代表取締役にはANA出身の平賀 清一氏、取締役には海外エアライン出身の設楽 淳氏、JAL出身の秋山 正秀が就いており、三者航空会社設立経験ありとの経歴が記されています。
また、会社側は『エア・リージョナル・ジャパンはスタートアップ時の基幹要員として国内主要航空会社各社のみならず、国内地域航空やLCC、更に海外のフラッグキャリア等にて長年の経験を積んだ、業界内でもトップクラスの人材を各部門に揃えています。当社最大の強みであり、財産でもあります。』とコメントしています。

新エアラインというと最近では就航を断念したエア奄美や、そのほか就航まで至らず倒産したレキオス航空やリンクなどが頭に浮かぶ方も多いかと思います。
計画自体は面白いので是非就航まで漕ぎ着けてもらいたいですが、過去のケースを考えるとなかなか難しいような気がしてしまいますが、いい意味で期待を裏切って欲しいと思います。

画像引用:エアリージョナルジャパン

【追記】2018年12月26日 破産手続きの開始

2020年就航予定であったLCCエアリージョナルジャパンが破産手続き開始

スポンサードリンク

成田・関空~庄内・秋田線就航を目指すLCC構想、エアリージョナルジャパン

成田空港の新規就航・増便まとめ※随時更新

関西国際空港の新規就航・増便まとめ※随時更新