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B777Xの耐久テストにおいてドアが吹き飛ぶトラブルが発生 B777Xの開発に影響か

ボーイングが開発を進める次世代航空機B777Xの耐久テストのうちの一つの気密試験において、試験機のドアが吹き飛ぶトラブルが発生していたことが明らかになりました。

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画像引用:Boeing

耐久テストでは、現実に起こりうる以上のストレスを機体にかけ、機体の安全性を確認するもので、今回のトラブルが実際の運航では起こる可能性は低いと言えますが、試験においてこのようなトラブルが発生するのは異例とされます。

また今回の試験ではボーイングのエンジニアとFAAの検査官が見守っているいる中で起き、実際にトラブルが発生した際に現場は、沈黙に包まれたと報道されています。

現在のところ今回のトラブルが納入延期に繋がるかは明らかになっていませんが、エンジン問題も抱える同機は、当初の予定の2020年12月の初号機納入は遅れる見込みで2021年にずれ込む見通しとなっています。
同社は現在もB737MAXの問題に直面しており、B777Xの今回のトラブルが大きな問題に発展すると今後開発が予定されているB797にまで影響が及ぶ可能性もあります。
参考記事:KOMOnews

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