イタリア政府は、新型コロナウイルスの影響を受け経営に大きな打撃を受けているアリタリア航空を国有化する方針であることが明らかになりました。
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アリタリア航空は、2017年5月に事実上2度目の経営破綻をしており、ウイルス問題以前から政府からのつなぎ融資を受けながら経営再建のためにスポンサー企業を募っていましたが、最終局面で破談となり再度スポンサー企業を募っていました。しかしながら有力な企業が現れない状態が続き、ウイルス問題が発生したことから政府は売却は困難との判断を下し国有化する見込みです。
イタリアでは、エアイタリーが今年に入り会社清算することを発表し、国際主要路線を運航するイタリアのエアラインは、アリタリア航空のみとなっていたことも国有化とする判断の材料となった可能性があります。
なお今回の措置は、新型コロナウイルスの緊急経済対策の一環として行われる予定です。
画像引用：Alitalia Airlines
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