アメリカン航空は、事務スタッフ(管理部門)を対象に約5,000人規模の人員削減を実施する方向で調整を進めていることが明らかになりました。
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同社のElise Eberwein 副社長が従業員向けに通達したメッセージから明らかになったもので、近い将来より小さな規模で運営する必要があるとしています。
既に機材の退役を加速させているように、当初の計画に比べ来年夏には使用機材が約100機少なくなることが予定されているとし、その計画に伴った人員削減に理解を求めています。
これまでに同社は、E190とB767-300ERの退役を完了させたほかB757-200とA330-300の退役も前倒しし、PSA航空が運航する19機のCRJ-200も退役させることを発表しており、コスト削減やトレーニング効率、メンテンナスの効率化を図る計画としています。
なお政府のエアラインの支援策において、9月30日までは解雇ができないため、人員削減に踏み切るのは10月以降となることが有力です。2020年1~3 月期決算は、22億ドル(約2300億円)赤字となっており、コスト削減や財務状況の改善が急務となっています。参考記事:CBSnews 画像引用:Boeing
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