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キャセイパシフィックグループ、デモの影響を受け機材の受領を延期へ

キャセイパシフィックグループは、デモの影響を受け需要が大幅に減少していることから、導入予定であった機材の受領を延期する計画であることが明らかになりました。

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同グループは当初2020年にキャセイドラゴン航空向けにA321neoを3機、香港エクスプレス向けにA320neoを1機導入する予定としていましたが、これを延期とします。
また、キャセイパシフィック航空のB777-300ERとキャセイドラゴン航空のA320のそれぞれ1機ずつを予定よりも早く退役させ、輸送力に制限をかける計画としています。

10月の輸送実績では、搭乗客数が前年比で-7.1%となり搭乗率も-4.0pで77.6%を記録し、本来の需要回復までには暫く時間がかかることが予想されます。一番大きな影響を受けているのが、デモと関連する中国本土線となっており今後も先行きは不透明となります。
10月はラグビーワールドカップ日本大会関連の乗り継ぎ需要が同社に好影響を与えたとしていますがあくまで一時的な需要なため、今後上記の数字以下の成績になることも十分ありえます。
参考記事:Aljazeera
画像引用:Airbus

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