大韓航空は、一時的な貨物機仕様へ改修したB777-300ERの運用を開始したことを発表しました。
既に多くのエアラインが実施しているように、機内の座席を撤去し、客室部へ貨物を搭載できるようにする改修を行い、通常の貨物室の22トンに加え10.8トンの追加容量を確保しています。改修された同機(HL8208)は、KE9037便としてリッケンバッカー国際空港への貨物便として運用されています。
Photo : Korean Air
同社は、計2機を同様の改修を行っており、今後東南アジアの貨物路線を活用し、自動車部品・電子部品・衣料品などの貨物需要を確保し、コロナ禍での貴重な収入源として成長させたい考えを示しています。
既に貨物市場に注力している同社は、4月から9月までで月平均420回、月平均輸送量が12,000トンを輸送しています。