成田空港は、定期旅客便について空港使用料を一時的に減免することを発表しました。
航空輸送は重要な社会経済インフラであり、日本の経済活動や国民生活を守るために関係者が一丸となって維持していくことが必要であることから、成田空港において定期旅客便の運航を続ける航空会社に対し、インセンティブ制度の運用を一時停止する間、下記の通り空港使用料を一時的に減免すると発表しました。
◆国内定期旅客便:着陸料及び停留料の全額
◆国際線定期旅客便
小型機(最大離陸重量100トン未満):1回の着陸につき3万円
中・大型機(最大離陸重量100トン以上):1回の着陸につき7万円
対象期間は、2020年4月から、旅客便運航回数が2019年度実績と比較して50%を上回り、定期旅客便運航の回復基調が見込まれるまでの間(国内線、国際線に分けて判断)となります。
なお、定期貨物便については、定期旅客便と比べて新型コロナウイルスの影響が大きくないことから、現行インセンティブ制度の運用を継続とします。
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