先日ユナイテッド航空ののScott Kirby CEOは「LCCのビジネスモデルは終わった」と発言し大きな注目を集めましたが、これに対しフロンティア航空のBarry Biffle CEOは反論しました。
ユナイテッドCEOは「顧客に嫌われるビジネスモデル成り立ちません。そして顧客を馬鹿にすることを前提としたビジネスモデルは成り立つはずがありません」と述べ、かつては利益を生んでいた格安航空会社のビジネスモデルは終わったとの認識を示しました。
これに対しフロンティア航空CEOは、経営状況は健全であり、昨今のLCCの苦戦は供給過剰の影響が大きいとし、倒産を予想されているスピリット航空は、コストを削減し、特定の市場から撤退することで、現況に対処できるとの認識を示しました。
しかしながらアメリカでLCCが苦戦しているのは周知の事実であり、大手のサウスウエスト航空が座席指定を導入することや、長距離路線への進出を検討するなど改革に舵をきりはじめており、今後LCCがどのような戦略のもとで経営していくのか動向が注目されます。
なお日本でも本格的なLCCが誕生して10年以上がたちますが、その成長スピードは鈍化しており、日本市場でも今後何かしらの変化がおきるのか注目したいポイントです。ただ日本においてはアメリカ市場と違い、国内大手LCCの資本に国内大手FSCが入っている構図であることから、アメリカほどFSCとLCCの競争が激しくなるとは考えられません。
Photo : Frontier Airlines


