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デルタ航空、2027年にロサンゼルス〜マニラ線を開設へ フィリピン側に要求も

 デルタ航空が、2027年夏スケジュールよりロサンゼルス〜マニラ線の直行便を開設する計画であることが明らかになりました。これは、米国運輸省(DOT)への提出書類から明らかになったもので、実現すれば米系航空会社として両都市を結ぶ初の直行便となります。

 今回の計画が浮上した背景には、フィリピン航空によるマニラ〜シカゴ線の開設申請があります。デルタ航空はこの申請に対し、原則として反対しない姿勢を見せつつも、DOTに対してフィリピン当局が米系キャリアに対し、商業的に存続可能なスロットやゲートを提供することを保証するまで、承認を保留すべきだと強く働きかけています。

 このように主張する一方でデルタ航空は、2027年夏よりA350-900型機によりロサンゼルス〜マニラ線のデイリー運航を計画していることを明らかにしており、フィリピン当局に対し主張を受け入れるようメッセージを送っている格好です。なお同社は成田空港をハブとしている時代に成田~マニラ線を運航していましたが、アメリカ本土からの乗り入れは初めてとなります。

 またロサンゼルス発着のアジア路線においてマニラは、東京、ソウルに次ぐ第3位の規模を誇っており、デルタ航空はこれまでフィリピン航空が独占していた直行便による需要を獲得する狙いがあります。ただ、フィリピン市場においては、ビジネス需要が低いとされていることから、最新鋭の「デルタワン」搭載のA350-900型機が市場に適合するのか注目となります。Photo : DELTA

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