デルタ航空は、2023年冬ダイヤで東京/羽田~ポートランド・ホノルル線の運航を開始することを想定している模様です。
同社は、アメリカ運輸省に羽田スロットの柔軟活用案を提案しましたが、これが却下されたことから今後の動向に注目が集まっていますが、現時点では、運休または就航が延期されているポートランド線とホノルル線は10月末からの冬ダイヤでの再開を想定している模様です。
同社は、今後羽田空港におけるU/Lルールが適用となる見込みの冬ダイヤ中に80%以上の運航率を確保しなければそのスロットを失う可能性がありますが、現在両路線共に冬ダイヤでの予約を受け付けていることから、運航を行うことを想定としていると推測されます。
大方の予想では保有する全スロットを維持するものとみられますが、北東アジアのハブ戦略で仁川空港を選定し、その後、羽田空港の増枠に伴い成田空港から撤退するなど、その時代時代で大胆な戦略をとった過去があるだけに、今後の正式発表が待たれます。
デルタ航空、提案している羽田スロットの柔軟活用案に反対したユナイテッド航空を猛批判『反対はANAとの合弁事業を保護する口実』