アメリカン航空は、アメリカ連邦航空局(FAA)がB737MAXの運航再開を承認したことを受け、12月後半にも商用便に投入する計画であることがわかりました。
現在の計画では、12月初めにテストフライトを実施し安全性を確認した後に、12月29日~1月4日の期間においてニューヨーク~マイアミ線の1往復に投入する計画で、1月中にはマイアミのハブを通じて最大36便の運航を予定しているとしています。なお現在のところ商用便への再投入はアメリカン航空が最初のエアラインとなる見込みです。
また同機を保有するサウスウエスト航空のGary Kelly CEOは、『同機が再就航するまでには、まだやるべきことが多々ある』としており、運航路線への投入は2021年第2四半期になる見込みとし、再開前には自身が搭乗して安全性を確認するとしています。
B737MAXは、2度の墜落事故を起こしただけに同機に対して不安を覚える利用者は多いとみられ、今後各社がどのように不安を払拭していくのか注目となります。参考記事:Dallas Business Jurnal Photo : Boeing