チャイナエアラインは、春節前のボーナスとして全従業員に対して基本給の約6ヵ月分を支給することがわかりました。
同社は、貨物収入が好調であることから業績が改善に向かい、2021年第3四半期(7~9月)においては、約30億台湾ドル(約125億円)の純利益を確保し黒字転換しており、これが影響して前年よりも増額して支給します。
コロナの影響を受け、苦戦している他社に比べると特異なケースとなり、コロナ以前から世界トップ10入りしている航空貨物事業や、国内においてコロナの感染状況が落ち着いていることなどがこのような支給額を実現しています。
2021年8月以降、チャイナエアラインカーゴは5ヶ月連続で月間売上高が100億元を超え、第4四半期も成長を続けています。現在も貨物需要は伸び続け、輸送の混雑は続きサプライチェーンの問題は依然として深刻であるとし、2022年も航空貨物需要は堅調に推移していくと同社は予測しています。Photo : China Airlines