現地時間2026年2月9日、アメリカン航空の客室乗務員組合(APFA)が、Robert Isom CEOに対して全会一致で不信任決議を可決しました。
この不信任決議の背景には、今年1月下旬に米国を襲った冬の嵐への対応が引き金で、大量の欠航便が発生した際に、多くの客室乗務員が宿泊先を確保されず、空港の床で寝るという過酷な状況に置かれました。これに対し同CEOが仕事の一部だと発言したとされることが、現場の怒りに油を注ぐ形となりました。
またデルタ航空やユナイテッド航空が最高益を競う中、アメリカン航空の業績が振るわないことも理由で、組合側は法人販売を縮小し、直接予約を増やすという戦略が裏目に出た形で、経営判断を誤ったと批判しています。
そして経営不振の中でもCEOら役員の報酬は高額に維持されていることから、組合側は不満を募らせている状態となっており、このようなことから今回の不信任決議が可決された格好です。 なお取締役会は同CEOを続投させる構えですが、現場の従業員との間に深い溝ができているのは事実で、今後体制を立て直せるのかが注目されています。Photo : American Air




