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エアアジア、顔認証システム『FACES』の運用を開始 搭乗ゲートで搭乗券、パスポート不要に

エアアジアはマレーシア・ジョホールバル・セナイ(スナイ)空港で、顔認証をシステムも用いた『FACES(Fast Airport Clearance Experience System)』の運用を開始すると発表しました。アジアでは初の試みで、まずはセナイ空港のみでの運用開始となりますが、今後はエアアジア就航の全空港へ普及させたい考えです。

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顔認証の正確率は98%以上で、このシステムを利用することで、A320で180人利用時の搭乗にかかる時間が11~13分だったものが9~11分に短縮されるようです。国内線、国際線共に利用が可能です。

セナイ空港のKIOSKで登録が可能で18歳以上であれば外国人も登録が可能で、パスポート更新まで利用できます。
ただ、セキュリティ検査、出国審査では搭乗券又はモバイル搭乗券が必要なため、現状このシステムで利便性が向上するのは、搭乗ゲートのみとなります。
今後、あらゆるチェックポイントで自動化が進めば、よりスムーズな飛行機の利用ができる未来となりそうです。

こういった技術は日本が得意なはずですからどんどん試験的にでも導入を進めて欲しいですね。

参考記事:Wit

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