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エルアル航空、B787-9型機への機材更新が進み最後のB767-300ERが退役

イスラエルのフラッグキャリアであるエルアル航空の最後のB767-300ERが2019年2月3日、ミラノ~テルアビブ線の運航を終え、全機退役となりました。

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エルアル航空はB767シリーズを36年にわたり保有し、現在は機材更新としてB787-9型機への置き換えが進んでいます。また、同社はB747も年内に退役させる計画としており今後はB737、B787、B777の3機種の機材構成となります。

B767はまだまだ現役の機体ですが、徐々に退役させる計画のエアラインも多く、今後更にその流れが加速していくものと推測されます。

今年のパリ航空ショーではエアバス、ボーイングからB767の後続機の候補となるA321XLR、B797の発表があると予想されていましたが、残念ながらボーイングは2020年に発表を延期する見込みとなっています。

なお、エルアル航空は2019年にも日本へチャーター便を運航する計画があるエアラインになります。
画像引用:EL AL

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