経営難が続くヴァージンオーストラリア航空は、任意管理手続きに移行する模様で、事実上の経営破綻となる可能性が高いことが明らかになったと地元メディアが速報で伝えています。
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#BREAKING: Troubled airline Virgin Australia has just gone into voluntary administration. @RMorrison9 #9News pic.twitter.com/S7RqxclaJd
— 9News Queensland (@9NewsQueensland) April 20, 2020
オーストラリアの任意管理手続きは、日本の民事再生手続にあたるもので、取締役会が会社が破産状態であると判断した場合に管理人を任命し、事業の再生あるいは清算の手続きを一任することができるようになっています。
同社は約50億豪ドルの負債を抱えており、新型コロナウイルスの影響により財務状況が急激に悪化したことから政府に対し14億豪ドル(約930億円)の資金援助を要請していましたが、外国資本が多いことを理由に拒否されていました。なお現地メディアによれば今後同社は再生に向けた準備が進むものとみております。
同社は2020年夏ダイヤで配分された羽田枠を獲得しており、今後日本路線にも影響が出る可能性もあります。なお現在はウイルス問題により就航延期扱いとなっております。画像引用:Virgin Australia
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