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フィンエアー、2機のA350-900型機の座席を取り除き貨物機化へ

フィンエアーは、貨物需要に対応するため保有する2機のA350-900型機を一時的に貨物機仕様に改修することが明らかになりました。

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同社は、旅客需要の低下で旅客便が運休となった現在でも、アジア路線(成田、関西、ソウル、広州、上海)の貨物便の運航を続けており、貨物搭載量を増やし、通常の貨物に加え新型コロナウイルス対策の医療品などを輸送する計画です。

旅客機から座席を取り除き改修し貨物機化する取り組みは、既にエアカナダが実施しているほか、ニュージーランド航空、キャセイパシフィック航空が検討を進めていることが伝えられており、今後同様の取り組みを行うエアラインが増えることが予想されます。なお客室部から座席を取り除く作業は一定の費用や作業時間もかかることから、一つの重要な経営判断となりそうです。画像引用:Airbus

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