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セブパシフィック航空、9機を豪砂漠地帯のアリススプリングスで保管

フィリピンの最大手LCCのセブパシフィック航空は、保有する9機をオーストラリアのアリススプリングスに移動させたことがわかりました。

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これは新型コロナウイルスの影響を受け、航空需要が低下し余剰機材が発生しているためで、砂漠地帯で保管することにより、乾燥で機体の劣化を防ぎ資産価値を維持できるほか、保管料も格段に安く済むことから長期的な航空需要の低下を想定しての対応と考えられます。

なおセブパシフィック航空のフェリーされた機体は7機のA321と2機のA330となります。(RP-C3341、RP-C3342、RP-C4111、RP-C4112、RP-C4115、RP-C4116、RP-C4117、RP-C4113、RP- C4114)

現在アリススプリングスには、シンガポール航空のA380も保管されており、今後キャセイパシフィック航空グループも同空港での保管を検討していることが報道されています。このほかにも多くのエアラインが、拠点空港以外の駐機料が安価な場所に航空機を移動させており、需要回復が長引けば、同様の措置を検討するエアラインが増えることも予想されます。参考記事:AUP Photo : Airbus

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