FSC 航空ニュース

キャセイパシフィック航空、地上駐機となっている航空機を砂漠地帯での保管を検討

キャセイパシフィック航空は、現在非稼働となり地上駐機となっている航空機を砂漠地帯での保管を検討しているとRutersが報じました。

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対象となっているのは、傘下のキャセイドラゴン航空・香港エクスプレスの機体を含めた最大で50機とされており、ドバイやオーストラリアのアリススプリングスとアメリカのモハーベ砂漠での保管を検討しているものと推測されます。

砂漠地帯で保管することにより、乾燥で機体の劣化を防ぐことができ資産価値を維持できるほか、保管料も格段に安く済むことから長期的な航空需要の低下を想定しての対応と考えられます。

既にシンガポール航空やカンタス航空もA380などの大型機を中心に砂漠地帯での保管を実施しており、昨日にはカンタス航空のA380がアメリカへフェリーされ、先週にはシンガポール航空のA380が追加でアリススプリングスにフェリーされるなど各社拠点空港以外での保管機数を増やしています。画像引用:Airbus

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