新型コロナウイルの影響による経営状況の悪化により噂されるマレーシア航空とエアアジアの統合について、マレーシア航空の親会社にあたるカザナ・ナショナルは、実現しないとの見解を明らかにしました。
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これは政府系ファンドでマレーシア航空を傘下としているカザナ・ナショナルのShahril Ridza Ridzuan マネージングディレクターが明らかにしたもので、両社はビジネスモデルや企業文化が異なっていることから合併の可能性は低いとの見解を示しました。
また同氏は、現在の市場においては、複数のセグメントに対応する必要があり、ローコストキャリアだけでなくフルサービスキャリアも共存すべきとし、長期的にみれば外国人旅行者に十分な選択肢を提供することが重要であるとし、両社は共存すべきとしています。
これにより新型コロナウイルスの影響を受け、経営が悪化している両社は各々に経営再建を目指すことになります。
参考記事:FMT Photo : Airbus
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