エアアジアグループのタイエアアジアは、現在拠点とするバンコクのドンムアン空港に次いでスワンナプーム国際空港を第2拠点とし、2020年9月25日より運航を開始することを発表しました。
同社は、2012年までスワンナプーム国際空港を利用していましたが、空港の混雑やドンムアン空港の再整備により現在のドンムアン空港に拠点を移転していました。今回の第2拠点の計画は、新型コロナウイルスによって減少した収益を増加させる計画であることを同社CEOが明らかにしており、今後は国際線の運航を予定し、国内線に接続させる計画を示しています。なおこれまでに言及があった国際線の国は、中国、ミャンマー、インドネシア、カンボジアとなります。
今回発表された運航路線は以下の通りで、一日12往復24便の運航を予定しています。
《スワンナプーム発着》チェンマイ5往復、プーケット3往復、スラタニ2往復、クラビ2往復
Photo : Thai Airasia
なお現在の拠点空港となるドンムアン空港も引き続き役割を担うことになり、同社はバンコクにてデュアルハブを構築することになります。今後同社は、福岡(ドンムアン発着)への乗り入れも予定しているほか、日本線の多くが発着するスワンナプーム空港に発着することで、日本人利用者の新たな選択肢となり、より身近なエアラインとなりそうです。
