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ブリティッシュエアウェイズ、グローブトロッターとコラボして退役したB747の一部を組み込んだスーツケースを販売

ブリティッシュエアウェイズは、トラベルラグジュアリーブランドのグローブトロッターとコラボして退役したB747の一部を組み込んだスーツケースを販売することを発表しました。

150個限定で作成されたスーツケースは、BOACのカラーリングからインスピレーションを得て、イギリスで手作りされ、外側にはアイコンである「Gold Speedbird」の記章が記され、内部には退役したB747型機の一部が組み込まれています。
Photo : British Airways

なお今回のコラボレーションにおいては、1960年代にBOACの乗務員用のスーツケースとして、強度と耐久性の高さの評判からグローブトロッターが採用されていた歴史が関係しています。

また作成された2つは、慈善事業のためにオークションに出品されることが決まっており、これらのスーツケースは実際に最終便に搭載されたもので、同社のチーフトレーニングパイロットのRichard Allen-Williams機長のサインも入っています。※最終便:2020年12月11日に運航されたBOACジャンボジェットが、カーディフ空港のブリティッシュエアウェイズのエンジニアリング基地から南ウェールズのセント・アサンにある保管場所までの飛行

一般向けには、オンラインで注文できるほか、グローブトロッターの本店でも販売されます。価格は1,935ポンド(約27万円)となります。販売サイトはこちら

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