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エアバスのハンブルク工場で21名が新型コロナウイルスに感染し約500名が自宅待機

エアバスのハンブルク工場で21名が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、現在500名が自宅待機で経過観察を行っていることがわかりました。

ハンブルク工場は、12,000人が働き、A320の最終組み立てラインを有する同シリーズの生産拠点となっている工場となります。同工場でのA320の生産数は、全体の約半数を占めていることから、今後生産スケジュールに影響が出ることも心配されています。

なおこれまでに感染者が多数確認された原因や、確認されたウイルスが変異種であるかなどは、明らかになっていませんが、近く調査結果が発表される見込みとなっています。

現在ドイツでは、変異種の流入や感染拡大に注意を払っており、近く国際線の大半を停止措置とすることを検討するなど警戒を強めいています。参考記事:mint Photo : Airbus

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