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日本貨物航空/NCA、医薬品輸送の品質認証制度「CEIV Pharma」認証を取得 ワクチン輸送に期待

日本貨物航空/NCAは、IATA (国際航空輸送協会) の策定した医薬品輸送の品質認証制度である    「CEIV Pharma」認証を取得した事を発表しました。

同社は、2019年10月より成田国際空港が主導する「 成田空港コミュニティ」のメンバーとして認証取得に向け、プロジェクトチームを組んで取り組みを開始し、ハブである成田空港において、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)を含む航空輸送に関わる医薬品輸送の業界スタンダートに準拠した取扱手順・教育・品質管理体制を構築し、認証を取得しています。

今回認証を取得したことで、世界基準をクリアした品質の高い医薬品輸送ができる事業者として認められるようになり、新型コロナウイルスワクチンの輸送などにも期待が高まります。

成田空港コミュニティでは、物流の各段階を担う事業者が参加し、それぞれが同認証を取得することで、成田空港において航空機到着から荷主への貨物の引き渡しまで一貫して高品質なサプライチェーンを提供することを目指し、以下の企業が参加しています。

【航空会社】:全日本空輸株式会社(2017年10月に独自で認証取得済み)・日本貨物航空株式会社
【貨物ハンドリング会社】:国際空港上屋株式会社 (2020年11月11日に取得済み)・株式会社JALカーゴサービス
【フォワーダー】:日本通運株式会社・株式会社阪急阪神エクスプレス・株式会社日立物流バンテックフォワーディング・郵船ロジスティクス株式会社
【陸運事業者】:大隅物流有限会社 Photo : Boeing

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