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沖縄県、7月1日からバニラエア参入で石垣~那覇線にて離島住民交通コスト負担軽減事業の適用を保留、JTAは運賃変更

沖縄県は7月1日からのバニラエアの石垣~那覇線の参入で、離島住民が当日利用できる運賃が競争状態となるため、同路線にて沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業の適用を保留することを決定しました。

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また、この決定後に伴い那覇空港を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)は2018年7月1日~2019年10月26日搭乗分「離島割引」の一部変更を決定し、5月18日国土交通省へ届出をしました。

(1)対象期間: 2018年7月1日(日)~2019年10月26日(土)搭乗分
(2)対象運賃: 「離島割引」
(3)対象路線・運賃額:沖縄(那覇)=石垣線※運賃額の詳細は添付運賃表をご参照ください。
(4)運賃適用日:変更後の運賃額は2018年5月25日(金)ご購入分から適用となります。引用:JTA

今回の負担軽減事業の適用を保留は那覇~石垣線においては、平成25年7月10日~平成27年3月31日の間、スカイマーク就航により、離島住民が当日利用できる運賃が競争状態となったため、事業の適用が保留された(うち、平成25年9月1日~平成26年8月31日の間はピーチ・アビエーションも就航)。

今回の決定でJTAは「離島割引」が値上げとなりましたが、LCC参入で本来の競争環境になっていくのが通常ですので、県が負担していた今までの負担金を航空業界へ投資なり還元してくれるともっと航空業界、県が発展するように感じます。
ただあくまでバニラエアがANA傘下であることを考えるとスカイマーク参入の時ほど激しい競争環境とならない可能性もあるので那覇~石垣市場がどのように変化していくのか注目されます。

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