本日の西日本新聞の報道によると、福岡空港で2025年3月から供用される予定の第二滑走路完成のタイミングで飛行経路を変更する案を地元企業連合が国へ提案しているようです。
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この地元企業連合は民営化される2019年4月から空港運営事業者となるので、国へも大きな影響を与えることが推測されます。計画されている案は大まかには以下の通りです。
- 第2滑走路完成で発着回数を当初18万8千回と見込んでいたが経路変更で21万回以上が可能
- 当初第2滑走路は離陸専用としていたが着陸にも使用
- 北風運用時、現在は春日市付近で滑走路へ向け急旋回するルートを採用しているが、変更案では久留米市付近から長く直線をとるルートへと変更することにより航空機間の間隔を狭めることができる。
福岡空港は施設が需要に対して供給がおいついていないのが現状で空港整備が急務な状態です。今後拡張が見込めない立地であったり第2滑走路の供用までまだ約7年あることを考えるともう少し周辺空港がセカンダリー空港として存在感を発揮してもいいような気がしますが福岡空港の立地が抜群なだけに難しい問題です。
画像引用:国土交通省九州地方整備局
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