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エアアジアグループ、発注済みのA330neo40機をA321neoとA321LRへの変更を検討

エアアジアグループは現在A330neo(A330-900)を100機発注していますが、そのうちの40機をA321neoとA321LRへ変更することを検討しているとCAPAが報じました。

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エアアジアグループでA321neo、A321LRを運航する予定であるのは長距離LCCのマレーシアエアアジアX,タイエアアジアXの予定で2019年第2四半期の受領を希望しているようです。

アジアではピーチが2020年後半にA321LRをアジアのオペレーターとして初めて運航する予定でしたがエアアジアが先行する可能性があります。

AirAsia Xが予定しているA321neoは、236席の構成を想定しているため、377席のA330-300席と396席のA330-900neoよりも座席が40%少なくなりますがA321neoの燃費性能を考慮すると4〜6時間のルートではA330よりも低い単価で運航できる可能性がありますが、保有機種が2機種(A330,A321)となることから別会社で運航しているメリットが少なくなるためエアアジア本体と合併する可能性もあるのではないかと記事では指摘しています。

先日発表されたエアアジアXの第二四半期の業績は赤字となったことが発表されており、予てからワイドボディ機でのLCC長距離便での黒字化に自信を示していたエアアジアがA321LRへ手を出すことを考えるとやはり難しい事業のように考えさせられます。

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エアアジアグループの第2四半期の業績は純利益97億円、エアアジアXは15億円の赤字