国土交通省は、2020年度に都心-成田空港間の鉄道アクセスにおいて、将来需要の調査を行い機能強化が必要か否か検証する方針であると日刊建設工業新聞が報じました。
スポンサーリンク
成田空港は今後第3滑走路を建設し、将来的に利用客が増加することが見込まれていることから既存の鉄道網で対応が可能かを検証します。強化が必要との判断になった場合は既存鉄道網も活用し運行本数を増やす対策を講じるものとみられます。
現段階での羽田空港の拡張計画は来年でひとまず区切りがつく状態となり、来年以降の首都圏の航空需要は成田空港が受け入れていく方針となっています。将来的に年間発着回数を羽田50万回、成田50万回に拡大し世界主要都市レベルの100万回の受け入れ態勢を実現する計画です。
成田空港は2030年度頃の成田空港の将来像として、空港機能は以下の通りを予定しています。
【滑走路】:4,000m×1本、3,500m×2本
【運用時間】: 05:00~24:30(06:00~23:00)
【時間値】: 98回(68回)
【発着回数】: 40万回程度(25.6万回)
【旅客数】:6,000万人程度(4,309万人)
※()の数値は2018年度見込み
スポンサーリンク
スポンサーリンク