航空ニュース

2020年に注目される航空トピック

2020年に注目される航空トピックをまとめています。今年は東京オリンピックの開催年であることから、同大会に向けた整備により首都圏の空に大きな変化がもたらされる年となります。

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2020年1月30日、国交省が羽田空港の新飛行ルートの実機飛行による確認を開始
今後騒音による不動産価値への影響を指摘する声があり、新ルートの運用で各方面にどのような変化がもたらされるのか注目となります。

国交省、2020年1月30日から羽田空港の新飛行ルートの実機飛行による確認を実施 新ルートと不動産価格の下落に繋がる因果関係を見出すことはできないとの見解

2020年3月26日、那覇空港の第2滑走路が供用開始
2700mの新滑走路の供用で発着回数は現在の年間13.5万回から24万回に増加します。

那覇空港、第2滑走路を2020年3月26日に供用開始することを決定 新管制塔は1月から先行運用

2020年3月29日、夏ダイヤ開始と同時に新ルートの運用開始で羽田空港の国際線が増便され第2ターミナルでの国際線の受け入れが開始
これまで増枠分の路線や乗り入れエアラインが発表されていますが、唯一インド側のスロットだけ詳細が明らかになっておりません。

国交省、2020年3月29日より羽田空港の新飛行ルートの運用、増便開始とすることを正式発表 B滑走路には運用制限

現在までの羽田空港の2020年夏ダイヤからの新路線に関するまとめ【2019/12/30更新】

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2020年3月29日、新千歳空港の発着枠拡大
現行42回の1時間当たりの発着回数を50回に増枠し、訪日外国人をはじめとした道内観光の受け入れ能力を拡大させます。

新千歳空港、2020年夏ダイヤより発着枠を拡大へ

2020年春、フライングホヌ3号機が日本に到着
今月中にもサンセットオレンジに塗装された❝Kala❞の姿を確認できる見通しとなっており、これをもってANAが導入するA380は全納となります。

ANAのA380型機の3号機となるフライングホヌの❝Kala❞がハンブルクへフェリー 内装と塗装工程へ

2020年春、成田空港で顔認証『OneID』を20年春からJAL・ANAが運用開始 多くの場面で搭乗券&パスポート提示が不要へ
『OneID』の運用開始により新たな搭乗スタイルに変化し、飛行機に搭乗するまでスムーズに移動できるようになることが期待されています。

成田空港で顔認証『OneID』を20年春からJAL・ANAが運用開始 多くの場面で搭乗券&パスポート提示が不要へ

東京オリンピックに向け成田空港の整備が進む
東京オリンピックでは多数の臨時航空便が到着することもあり、成田空港においてはターミナル内の改修、地上スポットの整備が進んでいます。2月には第3ターミナルサテライト北側に3機分のオープンスポットが完成し、春までには現在の2倍となる国際線保安検査場がリニューアルオープンします。また照明器具のLED化により、空間全体での明るさ感確保や視認性向上を予定しています。
そのほか東京オリンピック各国選手団用の臨時専用ターミナルの整備も進んでおり、2021年9月整備・完工予定の15スポットのうち12スポットを先行供用します。

成田空港の施設整備、拡張、取組みのスケジュール※随時更新

画像引用:ANA

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