茨城県の大井川和彦知事は、2020年度より東京駅~茨城空港間の500円バスの補助金を打ち切る方針を示しました。
スポンサーリンク
特にインバウンド旅客が県内に立ち寄ることなく素通りし東京へ向かっている懸念がある事から同バスのへの補助金を打ち切り今後は県内の周遊の交通ルートに予算的にも重点配分するとしています。
昨年はバスを運行する関東鉄道に約7,500万円を支出しており、補助金がなくなることで来年度から実質値上げとなります。なお現在同路線は通常料金は1,530円、航空機利用者は500円の設定となっています。
また同空港はスカイマークの増便、中国を中心とした海外便の増便により年間利用者80万人という目標数値を上回り好調を維持している一方で、予想を超える増便スピードでジェット燃料の供給体制が追いついていない状態であるとし、供給体制の強化を石油元売り会社に要請しているとしています。
また自衛隊との共用空港で、開港時からの取り決めとして発着が1時間あたり1便という取り決めにより現在発着枠をほぼ使い切っている状態とし、燃料や発着枠の問題をクリアできない限り今後の増便は難しいとの同県知事は明らかにしています。
画像引用:茨城空港
スポンサーリンク
スポンサーリンク