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中国の複数のエアラインが、コロナウイルスの影響で自社の外国人パイロットを無給休暇扱いにする方針

中国の複数のエアラインが、コロナウイルスの影響で自社の外国人パイロットを無給休暇扱いとする方針であることが明らかになりました。

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現在報道されているのは、廈門航空、中国南方航空、北京首都航空、海南航空、中国東方航空となり新型ウイルスによる大幅減便により余剰パイロットが発生したことから今回の措置をとる模様です。
中国は世界最大規模の航空需要があり利用者が急成長した市場であることから、不足パイロットを補うため好待遇で外国人パイロットを続々と雇っていましたが、思わぬ感染症の拡大で会社、パイロットの双方が大きな影響を受けることとなってしまいました。

航空データ分析会社Ciriumによると、1月23日から2月3日までの期間では、国内線の定期便の運航便数は通常時の144,200便の30%であったとされ国内市場でも需要が減少しています。

今回の措置を取るにあたり各社長期的に航空需要が回復しないことを予測していると考えられ、新型コロナウイルスの航空業界への影響は長期化することが必至です。
参考記事:SCMP
画像引用:China Aviation Review

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