エールフランスKLMグループは、エールフランス航空が保有する9機のA380とKLMオランダ航空が保有する7機のB747-400を運航ラインから外し地上駐機させることを発表しました。
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今回の措置は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けたもので、同グループは今後70%~90%の運航規模の縮小を計画しており、これに伴い大型機の運航を停止させます。なお運航規模の縮小は、2ヶ月は続く見通しとしております。
世界的な航空需要の低下からA380のオペレーターは続々とA380の稼働率を下げる計画を発表しており、これまでに中国南方航空・カンタス航空・大韓航空・ルフトハンザドイツ航空・アシアナ航空が実施または実施予定となっています。なお全機の運航停止とするエールフランス航空の措置は中国南方航空、大韓航空に続き3社目となります。
またKLMオランダ航空のB747に関しては、今後の退役スケジュールに関して言及がなかったものの、事態が長引けばこのまま全機退役となることが噂されています。
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