2019年5月5日に起きたアエロフロートロシア航空のSU1492便の事故において、鮮明な事故発生時の動画が公開されました。また機長は正式に告発され今後裁判を行う予定となっています。事故動画は、ショッキングな内容となっていますのでご注意下さい。
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この事故では乗員乗客78名のうち41名が死亡する大惨事となりました。これまでのところ事故調査委員会は機長の一連の手順に違反がありそれが事故に繋がったのとの見解を示していますが、機長の弁護側は、調査委員会側が国産旅客機であるスホーイ・スーパージェット100の欠陥を守るために、責任を機長に転嫁していると主張しています。
事故機は落雷を受け緊急着陸をした際のハードランディングにより、メインギアが燃料タンクを破損させ火災が起き、多くの乗客が一酸化炭素中毒や火傷が原因で死亡したとされています。
機長側は、落雷により操縦系統に問題が発生したことや、緊急避難時に指示していない後方の非常口が勝手に開放されたことが事故が拡大した原因としていますが、調査委員会側は、過去16回の被雷ではトラブルは発生しておらず、操縦系統にも問題は発生しておらず、機長のハードランディングが原因としています。
今回正式に告訴されたことにより、機長は有罪が確定した際は、最大で懲役7年の刑となります。
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