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キャセイパシフィックグループの再編に中国当局が難色か

キャセイパシフィックグループは、今後コスト削減のためにグループ内の再編を行う事が有力とみられていますが、再編に伴い中国当局が難色を示していることがわかったとReutersが報じました。

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キャセイパシフィックグループは、キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空・香港エクスプレスのいずれかを統合し『キャセイエクスプレス』の設立を検討しているとの情報がありますが、現在までの情報ではキャセイドラゴン航空のブランドを廃止し、キャセイパシフィック航空に統合することで調整が進んでいる模様です。

また各社のパイロットの契約を統合することでコスト削減を行い、廃止されるキャセイドラゴン航空のパイロットはキャセイパシフィック航空と香港エクスプレスに振り分けられるとの情報があります。

現在同グループのFSC中国本土線は、キャセイパシフィック航空が上海・北京線のみを運航していますが、他20都市へはキャセイドラゴン航空が運航しています。これを統合によりキャセイパシフィック航空が引き継いだ際は、中国当局が運航を認めない可能性があるとしています。

その理由は、昨年の逃亡犯条例により多くのキャセイパシフィック航空従業員がデモに参加し中国政府を非難したことなどが原因とされています。昨年はキャセイ側がCEOに辞任など折れる形で混乱が収まりましたが、今回の中国当局の対応は、権力が中国側にあることを再度示すものとみられており、今後キャセイパシフィック航空の再建の障害となり再編に更に時間を要することが予想されています。

なお現在香港では、「国家安全法」と「国歌条例」に抗議するデモが拡大している状況となっており、新型コロナウイルスの問題下で再びデモの混乱が広がる恐れが出ています。画像引用:Airbus

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