ユナイテッド航空は、新型コロナウイルスによる業績悪化を受け、従業員に16,000人規模の人員削減を10月に行うことを通知したことが明らかになりました。
同社は、7月に最大で36,000人規模の人員削減を行う可能性を示唆していましたが、現段階では当初の想定よりも少ない規模となります。なおこれらの人員削減は、米政府により援助の延長が行われないケースを想定したものとなります。
今回明らかになった削減対象は以下の通りです。
空港職員2,260名、ケータリング事業職員320名、コンタクトセンター職員430名、パイロット&客室乗務員2,850人、機内サービス部門6,920名、技術職2,010名、ネットワークオペレーションセンター職員180名、管理部門1,400名となります。
現段階では、トランプ政権は雇用支援を継続するものとみられますが、正式に決定していないことから予断を許さない状態が続いています。Photo : United Airlines