スイスインターナショナルエアラインズは、2020年9月18日にA321neoの同社向け初号機をエアバスより受領したことを発表しました。
ハンブルクのエアバスの工場からデリバリーされ、初号機となった『HB-JPA』は、愛称として同国の100人程の小さな村の名前である『Stoos』と名付けられています。
Photo : SWISS
この機材はルフトハンザグループが合計8機発注した機材のうちの初号機となります。今後A321neoは7機、A320neoは15機導入する予定としており、既存のA320ceo・A321ceoを順次更新しています。A321neoは新世代エンジンを搭載し従来機に比べ最大20%の燃料削減ができる機材となり、今後多くのエアラインが導入を予定し、世界的にオペレーターが増えていく予定となっています。
現在同社は積極的な機材更新により機材の若返りを図っており、A340型機の後続機としてB777-300ERの導入を進めているほか、RJ100・A319型機の後続機としてA220シリーズに更新しており、全体の機齢は平均約10年まで回復させる計画となっています。