事業廃止を決定したエアアジアジャパンは、本日2020年11月17日に東京地方裁判所に破産手続き開始の申請を行いました。
同社は、新型コロナウイルスの影響を受け事業を廃止することを決定し、国土交通省に対し2020年12月4日まで全路線を運休とし、翌5日をもって全路線を廃止する届出を行っています。
同社は、新型コロナウィルスの終息時期の見通しが不透明な状況において事業を継続することは極めて困難であると判断し事業を廃止する事を発表済みで、現在グループ本体があるマレーシアをはじめ、各グループ会社が財務上厳しい状況に追い込まれている状況となり、エアアジアXなどの一部キャリアは存続の危機に陥っています。
なお現時点では、また、エアアジア・グループ関連会社(エアアジアX、タイ・エアアジアX、タイ・エアアジア、エアアジア・フィリピン)の日本路線への影響はないとしており、今後出入国規制が緩和され次第、再開する予定であると案内しています。