エティハド航空のTony Douglas CEO(57歳)は、中国の大手製薬会社シノファームが開発した新型コロナウイルスワクチンを2021年1月4日に接種したことを発表しました。
アラブ首長国連邦は、79%の有効性があるとされる同ワクチンの接種を昨年12月から承認しており、これに伴いエティハド航空でもワクチン接種を進める予定で、今回同社CEOが初回の接種を終えたことを公表しました。
エティハド航空では、全従業員とその扶養家族(18歳以上)がエティハド航空メディカルセンターで無料で接種できるとしており、近くエティハド航空は希望する全従業員がワクチンを接種した初のエアラインとなる可能性があります。
接種を終えた同CEOは、ワクチン接種プログラムへの自信を示すことで新年の始まりとしたかったとし、ワクチン接種率の向上を通じて、人々がビジネスやレジャーだけでなく、世界中の愛する人と再会するために、より自信を持って旅行できるようになることを願っているとコメントしています。
なおシノファームのワクチンは、1月5日現在、中国、UAE、バーレーン、エジプトが承認しています。Photo : Etihad Airways