航空業界のお騒がせエアラインであるアイルランドのライアンエアーが公式ホームページに掲載した広告に苦情が殺到していることがわかりました。
ライアンエアーは、夏シーズンに向けた割引航空券の宣伝広告で、『ワクチンがやってくる!注射を打って旅に出掛けよう』というフレーズを掲載し、これに対し約1,600件もの苦情が広告協議会(Advertising and Standards Authority:ASA)に寄せられた模様です。
Photo : Ryanair
苦情の内容の一例は、夏までにワクチンが行き渡ると誤解を与える、旅行制限が解除されると誤解を与える、パンデミックによる影響を軽視しているなどの意見があったとされていますが、現在もライアンエアーは広告を掲載を続けています。
このような苦情を受けASAは、ライアンエアに対し調査を進めるとしています。なおイギリスではワクチンの接種が開始されていますが、医療従事者や高齢者を優先して接種している状況で、一般市民への接種開始時期は、正式に決まっていないのが現状となります。参考記事:CTV News