2020年3月26日より供用が開始された第1滑走路と第2滑走路を繋ぐ連絡誘導路の緑地帯で、陥没や空洞といった埋立地盤に不具合が確認されいることが明らかになりました。
沖縄総合事務局によると、最初に地盤の不具合が見つかったのは、供用前となる2019年12月となり、応急処置として埋戻し作業などを行ってきましたが、多いところで11回も作業を行ったことが報告されています。また、陥没や空洞が確認されたのは、合計で8ヶ所となり、慢性的に不具合が発生しています。
Photo : 沖縄総合事務局
調査を行ったところ、陥没等が発生した区域において、埋立材の吸出し防止のために護岸等の法面に敷設した防砂シートに強度低下や破れが確認されたことから、これが原因とみられています。
Photo : 沖縄総合事務局
現在誘導路への損傷は無いことから通常運用が続けられていますが、原因究明及び抜本的な対策工法の検討を行うため、技術検討委員会を1月15日に開催することが決定しています。