シンガポール航空グループは、全乗務員がワクチンを接種したフライトを一部運航便で開始したことを発表しました。
ワクチンを接種した全乗務員で運航した各社の最初のフライトは、現地時間2021年2月11日午前9時30分に出発したシンガポール航空のSQ956便シンガポール発ジャカルタ行き、同刻にバンコクへ向け出発したスクートのTR606便、16時30分にプノンペンに向けて出発するシルクエアのMI608便となります。
シンガポール航空は、従業員へ積極的なワクチン接種を進めており、現在までにグループのパイロットの90%以上が接種を希望し、少なくとも85%は初回のワクチンを接種した模様です。
シンガポール航空のゴー・チュンポンCEOは、「従業員のワクチン接種率の高さに非常に勇気づけられます。ワクチン接種は、国境を再開し、旅行者の信頼性を高めるための鍵となるでしょう。」とコメントを発表しています。
昨日には、エティハド航空が全運航乗務員がワクチンを接種したことを発表しており、各国感染リスクの高い、職種に対しては積極的な接種を進めています。Photo : Singapore Airlines
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